呼吸器内科の概要
呼吸器内科は気管や気管支、肺などの呼吸に関する部位を専門に扱う診療科です。風邪やインフルエンザなどの呼吸器に関する疾患は一般の内科でも受診できますが、「ただの風邪だと思っていたが症状が長引いている」「眠れないほど咳が激しくて苦しい」といった時は呼吸器内科での受診が推奨されます。呼吸機能や気道の状態を専門的な検査を通じて調べた上で、原因に応じた治療を行うことができます。
扱う感染症
まずは「風邪」です。咳や鼻水、発熱、のどの痛みなどが主な症状で、ウイルスや細菌に感染して発症します。安静にしていれば治ることが多いですが、症状が重い場合は咳止め薬などを用いて負担を軽減します。
「インフルエンザ」も呼吸器内科で扱う代表的な感染症の1つです。高熱や関節痛などの症状が急激に起こる疾患です。インフルエンザは症状が出てから12~48時間の間に抗インフルエンザ薬を服用することで悪化を防げます。
「気管支炎」も扱っています。ウイルスなどの感染が気管支に広がり、炎症を起こします。風邪と似た症状が強く出る点が特徴です。健康な人であれば自然に治ることも多いですが、タバコなどが原因で慢性化しているケースも少なくありません。また、乳幼児は重症化する可能性があります。
乳幼児と高齢者にとってリスクが高いのが「肺炎」です。ウイルスや細菌が肺に入って炎症を起こします。持病がある人も重症化のリスクが高いので、早期の治療が求められます。
近年でいえば「新型コロナウイルス感染症」も代表的な疾患として挙げられます。軽症であれば治療せずとも快方に向かうケースも多いですが、治療する場合は抗炎症薬や抗ウイルス薬を用います。
感染症以外
気道が慢性的に炎症する「喘息」は、呼吸器内科で扱う代表的な疾患の1つです。刺激によって気道が狭くなると、激しい咳や呼吸困難が起きます。治療の際は、炎症をコントロールする薬や発作を抑える薬を用います。また、喘息と似た疾患として「咳喘息」もあります。症状としては咳だけが続き、放置するといずれ喘息に移行します。
タバコが原因で発症するのが「慢性閉塞性肺疾患(COPD)」です。気管支や肺胞に炎症が起こり、呼吸がしにくくなります。重症化すると日常的に酸素投与が必要になってしまいます。タバコ関連でいえば「肺がん」も代表的な疾患として挙げられます。
近年は「睡眠時無呼吸症候群」に悩んで受診する人も増えました。寝ている間に呼吸が止まったり浅くなったりする疾患です。治療の際にはCPAPなどの医療機器を用いることになります。
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働くにあたって知っておきたい情報
呼吸器内科で活かせる資格
専門性を高めたい人は「慢性呼吸器疾患看護認定看護師」の取得を目指しましょう。呼吸療法を学びたい人は「3学会合同呼吸療法認定士」を取得してください。タバコが原因の疾患に対するケアを学ぶなら「禁煙支援士」がおすすめです。
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呼吸器内科とは?基本情報をチェック
働くことで得られるやりがいとスキル
呼吸器内科看護師として働くことで、酸素療法の知識とスキルが身につきます。また、患者との関わりでコミュニケーション能力も鍛えられていきます。感染症に関する知識も身につくので、院内感染対策などの実践的なスキルを習得したい人におすすめです。
